7月25日からスタートした新ドラマ「スカイキャッスル」。
高校受験をめぐるママたちの熾烈な戦いをテーマとした本作ですが、1話目から強烈な展開が…
なんと、冴島香織(戸田菜穂)が飛び降りて自殺したのです。
なんで香織は自殺したの?
この記事では、原作となる韓国ドラマ「SKYキャッスル」より、その死因ネタバレを紹介します。
- スカイキャッスル香織なぜ死んだ?
- スカイキャッスル香織自殺の理由
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スカイキャッスル香織なぜ死んだ?自殺の理由
スカイキャッスル第1話で死亡した冴島香織(戸田菜穂)。
なぜ死んだのか気になりますよね。
ネタバレになるのでご注意ください
以下、韓国版でのストーリーをもとに解説しています。日本版では異なる脚本の可能性もあります。
香織が自殺した理由は、息子の遥人が原因でした。
香織が受け取ったタブレットを、すぐに息子の遥人が借りていましたよね。
自殺の原因は、あのタブレットにあったそうです。
韓国版では、息子(遥人)が幼少時代から厳しい教育を受けたせいで、両親を恨んでおり、長年ストレスがたまっていました。
息子が家政婦と仲良くしていることをよく思わなかった母親(香織)は、家政婦を追い出して息子の怒りを買ってしまうことに。
受験コーディネーターは、彼の両親への復讐心を煽って「受験に成功したら自由になれる」とそそのかして合格に成功します。
受験に成功した彼は、旅行を機に過去の怒りのすべてをタブレットに残して家出のような形を取りました。
タブレットを見て、息子の長年の恨みつらみを知ってしまい、それに耐えかねて自殺してしまったそう。
ちなみに、日本ドラマでは飛び降りでしたが、韓国版では猟銃で自分を撃つという演出だったようです。
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スカイキャッスル冴島家の背景
美しい妻、優秀な夫と息子を持ち、誰もが羨む人生を送っていたように見えた香織。
そんな彼女を自殺という悲劇に突き落とした背景は何だったのでしょうか？
韓国版ドラマで描かれていた要素をいくつか挙げて、考察してみます。
香織の人物像
まず初めに、香織という人物について簡単に紹介します。
香織はスカイキャッスルに住む裕福な家庭の主婦で、夫は有名な医者、息子も名門大学を目指しているという、まさに「完璧な家庭」の一員です。
しかし、その裏側には家庭内での激しいプレッシャーと自己犠牲がありました。
スカイキャッスルに住む住人たちの一番の関心事は、子供たちの教育です。
名門大学への進学を目指して、子供たちに極端な程のプレッシャーがかかります。
香織も例外ではなく、息子が名門大学に入ることに人生をかけていました。
しかし、その熱心さがかえって息子にとっての大きなストレスとなり、結果的に家庭に暗雲が立ち込めることになりました。
常に完璧を求められ、周囲と比較される毎日は、想像を絶する苦しさだったのではないでしょうか。
家族の歪さ
香織は家族のために自身を犠牲にし続けました。
子供の教育、夫の要求、そして社会的なプレッシャーに対する対処法を見つけることができず、精神的に追い詰められていきました。
香織は、息子を大学に合格させることに執着していました。
しかし、それは息子のためではなく、自分の成功体験を息子に押し付け、周囲からの賞賛を得たいという、歪んだ欲望から来ていたようにも見えます。
親子関係はどんどん悪化。
そして夫は、外面は良いものの、家庭では横暴な態度をとっていました。
息子に対しても、暴力を振るう場面も。
このような家庭環境も、香織の精神状態を蝕む一因となっていたことは間違いありません。
誰にも理解されない孤独と絶望が、彼女を追い詰めていったと考えられます。
香織の自己評価の低下
香織は自分の存在価値を家族の成功や社会的な評価に見出そうとしました。
しかし、子供が期待通りに成長しないことや、家庭内での問題が増えることで、彼女は自分自身を責めるようになります。
加えて、周囲からの冷たい視線や批判も、彼女の心をさらに傷つけました。
以上の要素が重なり合い、香織は最終的に自殺という悲劇的な選択をするに至ります。
彼女の自殺はドラマ内で他のキャラクターたちに衝撃を与え、また視聴者に対しても「家族のプレッシャーや社会的な期待がどれだけ人を追いつめるか」を強く訴えかける重要なエピソードとなりました。
今後の展開では日本版ならではのストーリーが見られるかもしれません。
スカイキャッスルの続きに注目です。
