Netflix映画『余命一年の僕と余命半年の君と出会った話』(以下、よめぼく)が、2024年6月27日より全世界独占配信を開始し、早くも話題を呼んでいます。
永瀬廉さん演じる主人公・透と、出口夏希さん演じるヒロイン・和泉が繰り広げる切なくも温かいラブストーリーに心を打たれた方も多いのではないでしょうか。
そんなよめぼくの撮影地として、特に注目を集めているのが病院のシーンです。
透が入院している病院は一体どこなのか、気になっている方も多いでしょう。
透が入院している病院は兵庫県神戸市にある「甲南医療センター」です。
本記事では、よめぼくの病院ロケ地について、徹底的に解説していきます!
- よめぼくロケ地病院はどこ?
よめぼく(Netflix)病院ロケ地はどこ?
結論から言うと、よめぼくの病院ロケ地は、兵庫県神戸市にある「甲南医療センター」です。
実は、よめぼくの撮影にあたっては、当初は別の病院がロケ地として検討されていたようです。
しかし、最終的には、神戸の街並みが作品の世界観にマッチしているという点や、撮影への協力的姿勢などが評価され、甲南医療センターがロケ地に選ばれました。
よめぼくの甲南医療センターの場面
甲南医療センターがロケ地となったよめぼくの病院シーンには、物語の展開上重要なシーンがいくつかあります。
開放感あふれる屋上
- 透が入院している病室を訪れた和泉が、透に自分の余命を打ち明けるシーン
- 透が和泉に病室から見える景色を紹介するシーン
これらのシーンは、甲南医療センターの開放感のある屋上で撮影されています。
屋上から望む神戸の街並みは、透と和泉の心情をより一層際立たせる効果をもたらしています。
印象的な病院廊下のシーン
透と和泉が病院の廊下の窓際で語り合うシーンも、甲南医療センターのロケーションを生かした印象的なシーンとなっています。
病院の廊下という、一見閉鎖的な空間でありながらも、窓からは外の光が差し込み、透と和泉の心の交流を温かく表現しています。
これらのシーンは、甲南医療センターの持つ開放感や採光を上手く利用して撮影されており、映画の感動をさらに深めることに貢献しているのです。
外観シーン
病院の外観やエントランスのシーンも撮影されており、病院全体の雰囲気がドラマに反映されています。
よめぼく原作の病院と実際のロケ地の比較
ドラマ化に際して、原作の病院イメージを忠実に再現するため、甲南医療センターが選ばれました。
- 規模感: 原作の設定とほぼ同じ中規模総合病院
- 地域性: 都市部にありながら、自然も近いという立地条件の一致
- 設備: 最新の医療機器を備えた先進的な病院という点で合致
原作の世界観を損なうことなく、むしろより具体的なイメージを与える舞台として、甲南医療センターは適切な選択だったと言えるでしょう。
よめぼく原作における病院の描写
原作「よめぼく」は、現役医師である筒井塔子氏によって書かれた小説です。
よめぼくの原作小説では、透が入院している病院は具体的な名称は明示されていませんが、医療現場の実態を知る作者ならではの視点で、病院が非常にリアルに描かれています。
1. 地方中核病院としての設定
原作では、舞台となる病院は架空の地方都市にある中規模の総合病院として描かれています。
- 病床数: 約300床
- 診療科: 内科、外科、小児科など主要な診療科を備える
- 特徴: 地域の中核病院として24時間体制の救急医療を担う
この設定は、日本の多くの地方都市に実在する病院の姿を反映しており、読者にとって親近感のある環境となっています。
2.透が入院する病院の病室と屋上の描写
病室
透が入院している病室は、窓から神戸の街並みが一望できる開放的な空間として描写されています。
病院特有の冷たさを感じさせない温かみのある描写は、透の心境の変化を反映しているようにも感じられます。
- 窓からの景色 病室の窓からは、神戸の港や街並みの美しい景色が望めます。透は、この景色を眺めながら、和泉との出会いや未来への希望を思い浮かべるシーンも登場します。
- 病室内の様子 病室には、透の病床やベッドサイドテーブル、観葉植物などが置かれています。また、和泉が訪れた際には、透が描いた絵や和泉がプレゼントした花瓶などが飾られている様子も描写されています。
これらの描写は、透の入院生活をより具体的にイメージさせるだけでなく、透と和泉の心の交流の舞台として重要な役割を果たしています。
この辺りの描写は原作に忠実に再現されていますよね。
病室のシーンについて、原作と実写版では大きく変化はないのではないでしょうか。
屋上
透が入院する病院の屋上は、透と和泉にとって特別な場所として描かれています。
透と和泉は、屋上で語り合ったり、神戸の景色を眺めたり、互いの心と向き合う時間を過ごします。
- 開放的な空間 屋上は、病院の敷地内にあるとは思えないほど開放的な空間として描写されています。透と和泉は、屋上で開放感を味わいながら、互いの存在に安らぎを感じるシーンも登場します。
- 透と和泉の心の交流 透と和泉は、屋上で互いの余命について語り合い、将来への不安や希望を吐露するシーンも登場します。屋上は、透と和泉にとって、心の奥底にある想いを共有し、互いを支え合う特別な場所なのです。
このように、病室と屋上の描写は、透と和泉の心の交流の舞台として重要な役割を果たしており、原作小説における病院の描写の重要な要素となっています。
こちらも実写版でも同様に描かれており、永瀬廉さん演じる透が屋上で思案している姿が演出されていますよね。
いずれの点においても、実写版と原作で大きな変更や脚色は行われていないことが分かります。
甲南医療センターとは?
甲南医療センターは、1983年に開院した総合病院です。
高度な医療技術と患者さん中心の医療を提供していることで知られています。
そのため、現在甲南医療センターを訪れても、劇中と同じ場所を見学することはできません。
しかし、甲南医療センターの公式サイトには、病院の設備や施設の様子が紹介されています。
気になる方は、公式サイトをチェックしてみてはいかがでしょうか。
よめぼく 病院シーンの見どころ
甲南医療センターがロケ地となったよめぼくの病院シーンでは、物語の展開上重要なシーンがいくつかあります。
例えば、透が入院している病室を訪れた和泉が、透に自分の余命を打ち明けるシーンや、透が和泉に病室から見える景色を紹介するシーンなどは、甲南医療センターの開放感のある屋上で撮影されています。
また、透と和泉が病院の廊下の窓際で語り合うシーンなども、甲南医療センターのロケーションを生かした印象的なシーンとなっています。
これらのシーンは、透と和泉の心の交流を表現する上で重要な役割を果たしており、映画の感動をさらに深めています。
まとめ
映画「余命一年の僕と余命半年の君と出会った話」の病院ロケ地は、兵庫県神戸市にある「甲南医療センター」です。
甲南医療センターは一般公開されていないため、見学はできませんが、神戸にはよめぼくの他にも魅力的なロケ地がたくさんあります。
よめぼくの感動をもう一度味わいたいという方は、ぜひ神戸を訪れて、ロケ地巡りをしてみてはいかがでしょうか。